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 部活動    男子 女子 男女

 

 

 
 運動部の主な活動と成績  文化部の主な活動と成績

 

野 球

■ 全員野球
 私たち野球部は一年生七名、二年生二名、マネージャー五名で活動しています。一人でも怪我や体調不良で休んでしまうとチームに影響が出てしまうため、日々の体調管理や体のケアを大切にし、練習環境の安全面の管理などもお互いに声を掛け合いながら取り組んでいます。また、練習では一人一人が限界を超え更なるレベルアップができるよう全員で鼓舞し合いながら取り組んでいます。マネージャーも誰かに言われてから動くのではなく、チームのため、選手のために何をすべきか主体的に考え、積極的に行動しています。野球は九人のプレーヤーがグランドに立ちます。しかし、九人だけでは野球はできません。両親や先生、マネージャーやOBの先輩方など、本当に多くの方にサポートしていただきながら、野球ができています。選手九人と少ない人数で活動しているからこそ、そのようなサポートをしていただける方への有難みも感じやすいのだと思います。その方々への恩返しにも繋がると思うので、最後の夏の大会に向けて、より一層チーム一丸で練習に励んでいきます。

男子サッカー

■ 大好きなサッカー
 僕はサッカーが大好きだ。チームメイトとコミュニケーションを取ってパスを繋ぎゴールに向かって団結する。この岩倉総合に入学してからはサッカーをもっと好きになれたと思う。
 その理由として一つ挙げるとするならば、本校で行った「地域との交流」である。僕達は小学生にサッカーを教えるキッズインストラクターの講習を受け、実際にそれを実践する場が与えられた。普段同じ世代でサッカーをしている僕達が、小学生とサッカーをすることは新鮮で、また新たな楽しみを見つけることができた。その他にも社会人チームの監督や元清水エスパルス監督ゼムノヴィッチさんの指導を受け、自分たちのやっているサッカーより一つ上のレベルのサッカーを教えていただき、我々選手個人に向けたアドバイスをもらう貴重な機会があった。こういった地域との繋がりで改めて自分達のやっているサッカーを見直すきっかけになった。
 この二年弱で、たくさんの人に支えてもらい最高の時間を過ごせた。この大好きなチームメイトと大好きなサッカーをできてよかった。

女子サッカー

■ シード校との対戦
 私たち女子サッカー部は、人数が少ない中、シード校との対戦、多くの勝利を目指し日々活動しています。目標を達成するために、次の試合に向けて話し合いを行うミーティングや試合後の反省や良かったところをチームみんなで共有する反省会などにも取り組んできました。
 普段の練習では、ボールを止める、運ぶ、蹴るなどの基礎を身につけたり、試合で活かせる技術や体力をつけることを意識しています。試合で点が入ったり、良いプレーがあったときや苦しいときに一人一人が声を出すことを心がけ、チーム全体を盛り上げています。
 部活だけでなく、日常でもあいさつや時間を守ることなどを全員が意識をし、周りの人からも応援されるチームになりたいです。
 先輩方から受け継がれてきた伝統を大切にし、チームみんなで協力し合い、サッカーを楽しみながらこれからも頑張ります。応援よろしくお願いします。

硬式テニス

■ チームで強くなるために
 現在テニス部は、一年生四人二年生七人が所属しています。私たちは入部したときから「県大会出場」を目標に、日々練習に励んでいます。しかし、新人戦では思うように打てなかったり、粘り切れなかったことによりこの目標を果たせませんでした。私たちはそこから得た悔しさから自分に足りていないことは何か、チームで強くなるために必要なことは何かを考え、限られた練習時間をより有効に使うことで少しずつ力がついていると感じています。ですが、これまでの大会や練習試合で経験した強い相手のストローク力、ボレーの積極性、コースの的確さなど自分たちに足りていないところはまだ沢山あります。そこで私たちは自分が持つ個々の課題から試合目標、それを達成するためにやるべきことを設定し、自分に合った練習をしたり基礎を見直し、強い相手と打ち合える力や忍耐力をつけられうようにしています。またそれを練習試合で実践することで、自信に繋げています。最後の総体では全員がチームに貢献し、チームで県大会出場を果たせるように練習していきたいです。また、保護者の方や顧問の先生など私たちを支えてくれている全ての人に感謝をし、総体では必ず良い結果を出して恩返ししたいです。

バレーボール

■ 協心戮力
私たちバレーボール部は現在プレイヤー十一人、マネージャ一人で日々練習に励んでいます。私たちは顧問の先生に加え、忙しい中来てくださる二人のコーチと共に短い時間の中で効率よく練習をしています。部員の人数が少なく、怪我で思うようなプレーができない選手がいたり、試合形式での練習や練習試合でも毎回同じメンバーが揃うことが少なく、コート内でのコミュニケーションがとても大切になりました。それにより以前よりコートの中でお互い声をかけあい、積極的にコミュニケーションをとるようになりました。まだ今のメンバーで思うようなプレーはできず、自分たちのミスにより負けてしまうので最後の大会までには悔しい思いをしないようなプレーをしたいです。
 今のメンバーでバレーができるのも残りわずかです。一人一人が更に気合を入れ、勝つことにこだわって練習していきたいです。人数がなかなか揃わず練習メニューが限られたりした中で、人を集めてくださったり、毎回来てくださるなど面倒をみてくださっている先生やコーチ、観戦が可能な状況となったため、応援に来てくださった保護者の方々に、良い結果を出すことで返しきれないほどの恩を返したいです。

バドミントン

■ 感謝を忘れずに
 私たちバトミントン部は二年生八人、一年生十七人、計二十五人で活動しています。県大会出場という大きな目標にむかいながら毎日練習に励んでいます。特に声出しや次の練習メニューに行く時にすばやく準備して、少しでも多く練習できるように意識しています。部員一人一人が声を出すことで、練習の雰囲気作りや互いを高めあうことができます。普段の練習やとくに大会は、顧問の先生に厳しい指導を受けることもありますが、最後まで諦めず頑張ってきました。
 また、練習の中でコミュニケーションをとることを大切にしています。その中で、後輩へのアドバイス、普段の挨拶を心がけています。人とのコミュニケーションは、バドミントンに限らず向上していくためにとても重要なことだと思います。初めはチームで動くことが全くできていませんでしたが、今では部員同士が教えあったり、声をかけあってコミュニケーションをとりながら練習に取り組めています。

ソフトボール

■ 史上初、合同チームでの尾張支部新人戦準優勝!春季トーナメント優勝!
 私たちソフトボール部はプレイヤー六人、マネージャー二人で活動しています。ソフトボールは九人で行うスポーツですから人数が足りません。今は他校と合同チームで大会に出場しています。ソフトボールはチームで作戦を組み、サインプレイで戦う団体競技なので、合同チームを組んで間もないときは、お互いうまくいかないことが多々ありました。しかし全員ソフトボールが大好きな仲間ばかりなので、練習試合や合同練習をすればするほどチームが一つになっていく様子が目に見えてよくなっていきました。
 春季尾張トーナメント大会では史上初の合同チームでの優勝を勝ち取りました。本校でも初のタイトルでした。そして秋の新人戦でも史上初の合同チームでの優勝を勝ち取りました。本校でも初のタイトルでした。そして秋の新人戦でも史上初の合同チームでの準優勝を勝ち取ることがきました。県大会では一点差で負けてしまい、ベスト16止まりでとても悔しい思いをしました。この悔しい思いを忘れずに次の大会に向けて頑張りたいと思います。
 合同チームで活動を行うことでいろいろな学校と交流ができて大切な友達が増え、とても充実した活動をおくれています。私たち二年生は春の高校総体で最後の大会になります。最後まで全力で元気よく活動ができるように頑張りたいと思います。

柔 道

■ 後輩
 今年度の柔道部の二年生は、僕一人だけでした。去年の三月ごろは、「後輩が全然入ってくれなかったらどうしよう。」という悩みが、絶えませんでした。しかし、そんな心配を吹き飛ばすかのように、男子六人が新入部員として、柔道部に来てくれてありがとうという気持ちと共に、僕一人だけで一年生六人を部長として引っ張っていけるのか、というプレッシャーも、自分の中で、どこかにあったような気がします。しかし、そんな心配もまた、すぐにしなくなることになります。また、入ってきてくれた後輩が、皆素直で、明るくて、練習もちゃんとこなしてくれる真面目な人ばかりで、あぁ、自分はとても恵まれているんだなと強く感じました。自分も含め、一年生もまだ実力が発展途上にありますが、それでも皆が頑張って練習を続けたおかげで、見事、尾張団体予選四位、県大会出場をすることが出来ました。しかし、この現状で満足して良いという訳ではありません。一年生は部活を始めて、およそ半年程度でここまでの上達をすることが出来ました。だからこそ、まだたくさんある練習の時間を有効活用し、一緒に更なる高みに昇っていきたいと強く思います。

剣 道

■ スタート地点
 竹刀のぶつかる高い音、気迫のこもった声、踏み込んだときに鳴る破裂音のような音が響き渡る武道場だった。しかし、先輩方が引退をしてからはその音も小さくなり、寂しさの漂う武道場になった。
 それは、ただでさえ少ない部員数であるのにも関わらず、部活の参加率が悪いからだと思う。また、参加していたとしても声が出ていなかったり、足が止まっていたりすることもある。これは、一人一人のやる気が無いため起こることである。
 ただ、あることをきっかけに声が響き渡り、やる気に満ち溢れた武道場に戻り始めた。それは秋の大会でのそれぞれの反省を活かし、個々の目標を口にしたことだ。目標を口にしたことで、一人一人やる気が出たのだと思う。私は、ようやくスタート地点に立ったなと感じた。
 私たちは、五人で活動している。そのうち二人は初心者だ。初心者二人が実力をつけ、部員全員がやる気を出し初めてようやく新チームとしてスタート地点に立つことができた。
 ここからは、スタートをきって進んでいく必要がある。まず、稽古に参加してコツコツと実力をつけていくことを大切にし、個々の目標に向かってゴールできるよう努力を積んでいこうと思う。

陸上競技

■ ドリーム
太陽が照り付けるグランド。
 私たち陸上競技部は、個々でのやる気が重要となる為、自分自身で目標を決め、毎日グラウンドで練習をしています。シーズンの四月から十月の試合で練習の成果を出すことができると嬉しい反面、成果を出すことができないと辛くて逃げたい時もあります。ですが、仲間からの「大丈夫、次はできるよ」という優しい声かけや次につながるアドバイスなどをもらうと頑張ろうと思えます。そして個人競技だからこそ互いを見て学びチーム全体で高め合えると思います。
 しかし、シーズンのオフでは部活に参加しているだけで、時間を無駄に使ったり、与えられた練習メニューでさえやっていないこともあります。その状況が続いてしまうと自分の記録も伸びないし、お互いを高め合うことなど難しくなってきて、県大会という目指している場所にも立つことが出来ない為、今まで以上に切磋琢磨する必要があると思います。そして、コツコツと実力を上げ全員で県大会に行けるようがんばりたいと思います。

水 泳

■ ブラボー、のびしろ~水泳部の場合~
 本年度の岩倉総合高校水泳部は、部員同士で支え合いながら選手十六名、マネージャー二名で活動しています。
 シーズンの初めの練習では、経験の少ない一年生でもこなせるメニューを取り入れ、選手一人一人のレベルに合わせた個人メニューで練習しています。さらに、大会前は出場種目を強化するための一人一人に合ったメニューに取り組み、一日三千メートル泳ぎ、自分を追い込みます。シーズン中の練習は楽しいばかりでなく、辛いときもあります。その時は、部員同士で励まし合い支え合いながら、頑張っています。その結果、私たちは華麗なる成長を果たすことができます。
 しかし、残念ながら、私たちは決して優秀な選手とは言えません。優勝どころか、入賞すらできないのが現実です。水泳経験者ばかりが入部するわけではありません。未経験者も大歓迎です。水泳の初めの一歩も分からない私たちが、どのように成長を果たすか。それは、練習あるのみです。泳げば自己ベスト更新という、私たちはのびしろの塊なのです。
 この成長は、青春の真っただ中の私たちだからこそ成し遂げることができるのだと思います。 「ブラボー、のびしろ」来年も頑張ります。

男子バスケットボール

■ 最高の仲間
 私は男子バスケットボール部に所属し、バスケットボールという競技を通じて多くのことを学びました。一つは仲間の存在のありがたみです。私は部活動の仲間にたくさん救われました。キャプテンとして悩むこともあり、プレーがうまくいかなかったり、試合の結果などが悪かったり落ち込むことが多くありました。そんな時に話を聞いてくれたり、励ましてくれる仲間にとても救われました。辛い練習も互いに励まし合い、切磋琢磨しながら乗り越えてきました。そんな仲間がいなかったら乗り越えられなかったと思います。多くの時間を部活動で過ごしました。今高校三年生を振り返っても部活動での思い出がすぐ浮かんできます。こんな最高の仲間がいるバスケットボール部は私にとって大切な存在であり宝物です。そして私達にバスケの知識だけでなく人として成長するために大切なことを教えてくださった顧問の先生方には本当に感謝しています。先生方や部活動で学んだことを次のステップでも活かしていきたいです。本当にお世話になりました。

女子バスケットボール

■ 繋げ
 私たちは、代々の先輩方が受け継ぎ、築き上げてくださった伝統を守り続ける使命があります。  今のチームは歴代に比べ人数が少なく、プレイヤー十一人、マネージャー四人で活動しています。私は、人数が少ないことをプラスに思っています。練習も、沢山の回数を出来るので、練習の質が上がるし、コート上でもベンチでも十一人でコミュニケーションが多く取れるようになりました。先生や、選手同士で指摘が出来るので、チームの成長にも繋がります。しかし、まだまだ私たちには大きな課題や問題があります。偉大な先輩が残してきた結果で不安と焦りとプレッシャーがあります。それらを解決していくためには、一人一人の意識を合わせて全員が同じ目標へと突き進む必要があります。辛く苦しい練習も全員の声や明るい雰囲気を作れば乗り越えられます。また、当たり前のことを当たり前に行動し、「誰からも愛されるチーム」を作り上げます。これが、先輩たちから引き継いだ伝統です。試合の結果も大切ですが、日々の練習で積み重ねていくことで自信がつくと思います。新人戦では、私たちの力で良い結果が出せるよう、頑張ります。いつも応援して下さる家族や先輩方、毎日熱心に指導して下さる先生に感謝し、強くなります。

吹奏楽

■ 仲間と奏でる音楽
吹奏楽部は現在、二年生七人一年生十五人で外部コーチや顧問の先生方の指導のもと、日々練習に励んでいます。
 今年は新型コロナウィルスによる規制が緩和され、岩倉ふれ愛祭りのパレードに参加できたり、吹奏楽祭で他校の演奏も聞き合うことができ、とても嬉しかったです。校内でも、クリスマスコンサートやサマーコンサート、文化祭など、演奏する機会を多く頂き、関係の方々にも、聴きに来てくださった方々にも感謝しています。
 夏のコンクールではA編成という、よりハイレベルな出場枠に挑戦しました。目標には届かず悔しい思いもしましたが、自分たちの未熟さが身に沁みつつ、まだまだ上に行ける可能性があることも感じました。また、アンサンブルコンテストにも出場し個々の実力も高めることができました。これらの経験を生かし、より良い演奏ができるよう頑張っていきたいです。
 私達は現在、次のコンクールに向けて練習を始めています。昨年の反省を生かし、新たな目標を立て、それに向かって練習をしています。二年生にとってはあと半年あまり、一年生にとっては部の中心となって活躍したいこの一年を、仲間と助け合い高め合いながら、充実させていきたいです。どの舞台でも悔いの残らないよう精一杯励みます。

フォーク

■ 成長
 僕たちフォーク部は、一般的な軽音楽部とは少し違った、アコースティック編成でのバンドを組み活動しています。ドラムの代わりにカホン、エレキギターの代わりにアコースティックギターを使っていて、この編成ならではの音楽を奏でているのがフォーク部の特徴です。
この一年間部活で感じたことは、自分の成長です。初めて部長として前に立って行動することがこんなにも難しいことだと痛感しました。そんな時、助けてくれたのはバンドメンバーや同じ学年の仲間達でした。今までは自分一人が苦しい思いをすればいいと思っていたので、メンバー達には感謝してもしきれません。もう一つ成長した所があります。それは、演奏に対する思いです。「聴かせる」が一番大切だと思っていたけど、今年の夏初めて大会に出て、他の高校の演奏を聴いて、「また聴いてみたいバンド」に変わりました。今は、メンバーとコミュニケーションを取りながら。どうやったらお客さんに思ってもらえるかを考えながら練習しています。
 僕たちは2年生は来年で部活を引退しますが。この一年で感じたことを胸に刻み、最後まで走り抜きたいと思います。

映画研究

■ 一年間の活動を通して
 映画研究部では、学校行事の記録や映像編集を主に行っています。昨年度は、部員数も多く記録や映像編集も全員が十分にはできませんでした。そこで、本年度は年間計画を見直して新しいことに挑戦してきました。全体では、表現力向上のためにSDGsをテーマとした写真コンクールへの応募をしました。学年では、1年生は、交通安全啓発ビデオの制作のために、絵コンテ作成・撮影などを行いました。2年生は、1年生の指導をしつつ部活動紹介動画の撮影・編集や日本教育公務員弘済会愛知支部のPRビデオ制作などを進めてきました。PRビデオ制作にあたっては、依頼先の要望を踏まえアニメーション・ナレーションを加えたりと何度も試行錯誤し「私たちらしい」ものが出来ました。依頼先との細かな打ち合わせや編集ソフトの制約に期限など普段の学校生活と並行して行うことは決して楽ではありませんでした。しかし、完成した時、これまでの定期考査や資格・検定の合格などとは違う達成感がありました。
 本年度の取り組み全体については、反省すべきところもあります。でも、試行錯誤したこの一年間は部として大事な経験だったと思います。本年度を踏まえ、来年度は更に多くのことに挑戦していきたいと考えています。

調 理

■ 仲間と共に
 私たち調理部は二年生十一人、一年生十五人の計二十六人で活動しています。活動は毎週火曜日の週一回で行っています。調理は各班に分かれて行います。食材の購入や材料の配分などは各班当番制で行っています。活動後の掃除や片付けなども部員全員で協力して取り組んでいます。
 八月には、三年生や先生方に向けた模擬店を行いました。模擬店では、ハンバーグプレート、ポトフ、二層ゼリーを作り販売しました。本番までは、夏休みの期間を使い試作を行いました。ハンバーグのソースの味付け、ゼリーの見た目など、細かい所まで工夫し、部員で案を出し合いました。本番当日は、それぞれ役割について部員全員で協力して行うことができました。この経験は私たちにとってとても大切なものになりました。
 部活動は週に一回ですが、その一回一回を大切にして活動しています。短い活動時間の中で仲間と協力することで、作り上げる達成感を得て絆を深め合っています。私たち調理部は自分から積極的に行動できる人がたくさんいる部活です。これからもみんなで協力し、試行錯誤しながら活動していきたいです。また、コロナがおさまったら、もっと外部に発信できるような活動もしていきたいです。

美 術

■ 自分を表現する
 美術部では二年間を通して多数の作品を制作してきました。その中でも一番印象に残っているのは今年の夏休みの個人制作です。二年生は「一つのモチーフとそこに映る情景」をテーマに制作しました。今年度は昨年度の壁画制作のような一、二年生合わせての共同制作をする機会に恵まれませんでしたが各々の制作に取り組める時間を多くとることが出来ました。今回の作品は高文連が主催する様々な高校が参加する美術作品展覧会に展示するものだったのでより気合いを入れて取り組みました。特に大変だった事はその作品の背景(意味)をどう伝えるか、です。ただそこにあるものを描くのではなく、絵画として情景を観察して自身の心象を絵に起こして深みを出すことが難しかったです。部員同士で互いの作品について意見を交換し合うことでそれを絵に反映し、自分なりの表現を取り入れることが出来ました。完成した作品はどれも描いた人の個性を感じる絵に仕上がったと思います。
 今回の夏休みの制作で自身の成長も感じることが出来ました。この二年間でより良い作品を創るための観察力や忍耐力を身に付けられました。今後も仲間と切磋琢磨しながら自身の個性を追求しそれを活かした作品作り精進していきたいです。

コンピュータ

■ 仲間と共に
 私たちコンピューター部は一年生二十一人、二年生十七人、三年生八人の計四十六人の部員が所属しています。主に一年生と二年生、そして三人の顧問の先生のもとでにぎやかに活動しています。
 今年は、目標として掲げていた「縦の繋がり」を意識しながら様々な活動に取り組むことができました。一年生はまずホームポジションを習得するところからスタートしましあ。資格取得のため、日頃からタイピング練習を行ったり、二年生に指導してもらいながら過去問を解き、採点する事で仲間と励まし合ったりもしました。二年生は去年に引き続き依頼を受けたプロジェクションマッピングの制作に励みました。意見がぶつかったり、一から撮り直してしまったりと、なかなか思うようにいかない時もありましたが、部員全員が制作に携われるように皆で案を出し合いながら何度も話し合いを重ね、無事見てくださった方々に喜んでいただける事ができました。他にも部員同士でそれぞれチームを組んで、動画やゲーム作成などの個性あふれる作品づくりに挑戦したりもしました。
 これまでの活動を振り返ってみると、頼れる仲間達がいたからこそ実現できた事も多くありました。これからも仲間と共に成長しながら、より一層技術に磨きをかけていこうと思います。

茶華道

■ 四規七則(客人をもてなす心構え)
 私たち茶華道部は週二回のお茶のお稽古と年に数回の生花のお稽古に励んでいます。季節によって変わるお点前やお花は私たちの感性をとても豊かにしました。
 緩和されたとはいえコロナによる制限を受け、それでも、学祭納涼茶会や中学生との合同茶会、濃茶のお稽古などの色々な活動が出来ました。そんな中で私が最も印象に残ってるのは日々のお稽古です。同じお点前をしていても、部員それぞれ間の取り方や手つきが少しずつ異なり、それを見ているのはとても勉強になりました。また友のいい所を自分のお点前の参考にすることで自分にとっていい時間を過ごせていたと感じます。
 この部活に入ることがなければ触れることがなかった文化や思想を学ぶことが出来たのはとても嬉しいです。日本の風習や言葉の意味などはもちろん、礼儀作法などはとても大事なことで、私たちの将来に役立つ物になりました。
 部活動を通じて知り合うことができた先輩や後輩のみんな、これまで共に歩んできた同級生と作ってきた思い出は私の高校生活の中でとても大切なものです。進路は各々違っていて学んでいることも違う私たちですが、部活で学んだ「生涯勉強」の心持ちや身につけたものをそれぞれの将来に活かしていきます。