野 球 |
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■ 僕たちの野球
僕たちの野球部は、1年生6人、2年生4人、マネージャー4人で活動しています。ミーティングでは学校生活を大切にすることをよく確認し合っています。挨拶はもちろん、人が嫌がるようなことを進んでやるなど、当たり前のことを主体的におこなえるよう心掛けています。当たり前のことをきちんとおこなうことは野球の試合でも大切なため、日頃からそのよな習慣を身につけることが野球にも活かされると考えています。
選手が10人のため、試合では全員が複数のポジションを守らないといけません。そのため、短い時間の中での質の高い練習を心掛けています。試合も練習も全員に役割があり、雑用なども全員で協力し合いながらおこなっています。部員数が少なく大変なことも多いですが、少人数だからこそ、みんなで支え合う場面も多く、仲間の大切さを感じながら、毎日楽しく野球ができています。
最後の夏の大会に向けて、どんなに辛く厳しい練習にも全員で励まし合いながら乗り切り、チーム全体で強くなっていきたいです。そして、いつも近くで支えてくれる家族やマネージャー、熱心に指導してくれる先生、練習を見に来てくれるOBなど、多くの方への感謝を忘れず、岩総野球部らしく、明るく元気に全力で頑張っていきます。
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男子サッカー |
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■ 理想像
自分の役割とは何か、部活動という集団の場で自分には何ができるのか、自分は他の人に何を求められているのか、他の人のために何ができるのか皆さんは考えたことがあるだろうか。僕は今年の春このことについて深く考えさせられる出来事があった。
3年生の最後の大会が終わり新チームが始動、僕はこのチームのキャプテンとなった。正直不安しかなかった。キャプテンなどやったことのない自分で務まるのか、今後チームは大丈夫なのか、そんなことを考える時間が多くあった。そんな時ふとこんなことを考えた。「理想のキャプテンとは何か」皆さんはどう考えるだろうか。技術と背中で語るキャプテンだろうか、どんな時でも声を出す熱いキャプテンだろうか、これには正解はない。だが自分には一つの理想のキャプテン像がある。それは、後ろから皆を支え、つまずいたり、少し遅れてしまった人の背中をそっと押してやる。そんなキャプテンになりたいと思っているし、互いに支えあい、互いを高め合うそんなチームにしたいと思っている。これが最初に言った自分の役割であり、自分のすべきことなのかもしれない。あと少しの間誰かのためにできることを全力でしていきたいと思った。
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女子サッカー |
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■ 継がれている意志
私たち女子サッカー部は、リーグ戦での3位入賞を目標として、日々活動しています。部員はマネージャーを合わせて11人と少なく、試合では常に相手より人数が少ない状態になってしまいますが、その分お互いのカバーをすることをチーム全体が意識することができる、とても仲のいいチームです。
日々の練習では、それぞれの課題を見つけ、それに向かって努力しています。うまくいかないときは、できる人ができない人を教えてあげたりと、お互いが支え合って日々成長しています。試合では、声を出し合い全員チームを盛り上げ、気持ちの面から負けないよう心がけています。
私たちは、春に大会があります。この大会で最後の試合となる部員もいます。他校に比べサッカー経験者が少なく、技術面では劣るかもしれません。しかし、お互いのカバーとねばり強さはどのチームにも負けません。
今こうして楽しくサッカーできているのは、岩総女サカを支えてくださる先生方、保護者の皆さま、先輩方のおかげです。本当に感謝しております。
長い間受け継がれてきた伝統を大切にし、これからも頑張ります。応援よろしくお願いします。
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硬式テニス |
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■ 負けの悔ししさを知っているチーム
現在のテニス部は、21人で日々練習に励んでいます。
秋の新人戦の団体戦であと一勝すれば県大会に出場、という場面で負けてしまい出場することができませんでした。2年生を中心としたメンバーだったので、特に2年生は涙を流し悔しい思いをしました。なかなか切り替えができず、次の練習の時も空気が重かったのを覚えています。ですが、この気持ちのまま練習しても上手くなれるのか?次の試合で勝つことができるのか?と思い、この敗北をきっかけに私達は改めて日々の練習を見直しました。試合中の場面に応じた練習をしたり、校内試合でもペア間で良い所・悪い所をささいなことでも話すようにしました。そうしたことでチーム全体の雰囲気が良くなり意識が変わってきたのが目に見えて分かってきました。
このメンバーでテニスができる時間もあと少しとなってきました。日々の練習を無駄にせず、一球一球を大切にし、悔いの残らないプレーをしていきます。
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バレーボール |
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■ 協心戮力
私たちバレーボール部は現在2年生10人、1年生5人の少ない人数で県大会出場を目標に日々練習に励んでいます。
練習メニューは自分達で決めています。土日に来ていただけるコーチのご指導、練習試合での際の他校の先生からのアドバイスや、撮影したビデオから自分たちのプレーを分析し、みんなで話し合って決めています。最近は先生の協力により練習試合が増えたため、少しずつではありますが、強くなっているのではないかと自負しています。大会では、あと一歩で2日目というところで負けて悔しい思いが続いています。今のチームの課題は攻撃のバリエーションを増やすことと、集中力をどう持続させ、いかに試合で全力を出し切れるかということです。
大会で実際にプレーするのは、コート内の6人ですが、部員全員が一つになって戦い、勝ち抜くことができるように、残りの練習を一生懸命取り組み、周りの人から応援され、愛されるようなチームになれるよう、頑張っていきたいです。
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バドミントン |
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■ 目標に向かって
私達バドミントン部は1年生16人、2年生10人、計26人で活動しています。一人一人が目標を持ち、一生懸命に取り組んでいます。バドミントンは最大2人までしかコートに入れません。とても練習効率の悪い競技です。その為、特に練習中の「掛け声」を意識しています。部員一人一人が声を出すことで、練習の雰囲気作りや互いを高め合うことができます。また、大会などで一番大切になるのは仲間の応援です。試合中選手が苦しそうな時、良いプレイをした時に雰囲気を作るのは仲間の応援です。
また、団結力・技術を高めることももちろんですが、岩倉総合高校の誇りを持っていつでもどこででも、しっかり挨拶ができることも大切にしています。
そして支えてくれる家族、指導してくださる先生方、バドミントンに熱中できる環境に感謝の気持ちを忘れず日々練習していきたいです。
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ソフトボール |
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■ 目の前のことに全力で
ソフトボール部は、先輩、後輩の壁がなくいつも笑顔が溢れている部活です。互いのことをしっかり見ていてアドバイスをくれるメンバーと、試合にボロ負けしても優しく言葉をかけて信じ続け、これからの成長に手を差しのべてくれる優しい顧問の先生方に囲まれています。そんな仲間と顧問の先生方で日々練習に励んでいます。日々の練習では、守備、バッティング、体力づくりを基本に行っています。新チームになりたての頃は、グローブがバラバラに置かれていたりと、当たり前の事ができていませんでした。しかし今は一人一人が意識し、少しずつできるようになっています。そんな当たり前の事を続けていくことがチームの成長につながると実感しています。9月にあった公式戦では新チームになって初めて勝つことができ、また練習試合でも勝つことが多くなりチームの成長を感じています。しかし課題は、まだあります。試合の流れが相手チームになってしまうと声が小さくなり失敗も増えます。そこで強いチームから学んだ事は、目の前の試合に全力で楽しむということです。失敗したからこそ盛り上げることが大事と気づきました。この課題に対して練習から”全力で”向き合い、最後の大会を”全力で”楽しむことができるように練習していきたいです。
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柔 道 |
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■ 本年を振り返り
本年度柔道部は、男子8人、女子6人が金田先生の指導の下、練習に励んできました。
「短期集中、全力集中」のスローガンのもと、チームとして目標を立て、練習に励んできました。3年生の先輩方にも後輩の私たちは多くのことを教わりました。礼法などはもちろん、特に技術的な面での打ち込みや乱取りの中で、技の入り方や引手などの位置を教えていただき、大変参考になりました。
4月に行われた3年生の最後の大会となる愛知県総合体育大会尾張支部予選では、4位に入賞することができました。この大会の中で勇敢に戦う先輩の姿は、私たちの目に焼き付けられました。秋に行われた新人尾張支部予選では男子団体が5位、女子団体が2位となり、口惜しさと嬉しさが混じる結果となりました。
私たちの目標は、県大会で上位に入賞することです。頼れる3年生がいない今、勝つことができるのか不安もありますが、時間を上手に使い、今まで以上に練習に励んでいきたいと思っています。
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剣 道 |
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■ 悔しさをバネに
私たち剣道部は2年生5人、1年生5人、マネージャー1人の11人と部員数は少ないですが全員で声を出し合い、男女共に県大会出場を目標として、日々稽古に励んでいます。
先輩方が引退してからは、練習メニューを考えなおしたり、何が足りていないのか話し合うなど自分たちなりに一生懸命稽古をしていました。ですが大会ではあと一歩というところで負けてしまうなど、結果を残すことができませんでした。
私たちは負けたことを無駄にしないよう今まで以上に声を出し、一人一人が目標に向かって稽古に取り組んでいます。11月に行われた新人大会では部員1名が県大会出場を果たし、部全体にとても良い刺激を与えてくれました。
私たちはこれからも県大会出場を目標に、1本1本にこだわり稽古に励んでいきたいと思います。
今、私たちがこのように稽古ができているのは熱心に指導してくださる先生方や応援してくれる家族のおかげだと思っています。支えてくださっているたくさんの方々への感謝を忘れず、恩返しができるよう頑張ります。
最後の大会では、全員が悔いなく笑顔で追われるように、稽古をしていきます。
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陸上競技 |
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■ 愉快な仲間たち
私たち陸上部は、一人一人が自分の目標に向かって日々練習をしています。種目によってメニューが違うので、一人で練習する場面が多くあります。時に寂しくなるときもありますが、仲間への「ファイト」という声が常にどこかで聞こえてくるので辛い練習でも乗り切ることができます。たった一言ですが心が救われる不思議な言葉です。目標が違ってもみんなで声をかけ合い助け合い、一つになっているときに私は陸上部に入ってよかったと毎回、感じます。大会の時も同じです。緊張に負けそうなとき、仲間の顔を見たり、応援の声が聞こえると少しでも強気になれます。結果を残したら、みんな自分のことのように喜んでくれる姿を見て、「これからも頑張ろう」って前向きな気持ちにさせられます。部活に行きたくない日もあったけど、時が過ぎるのはあっという間で、今思えば嫌なことやめんどくさかったことがいい思い出になってきています。
何よりメンバーに恵まれています。陸上部一人一人がこの仲間たちに出会えてよかったと思ってくれてるなら、私はキャプテンとして幸せなことです。陸上が辛くなっても、仲間がいれば頑張れることもあります。個性がぶつかるとこもあるけど、これからも陸上部らしく元気に笑顔で活動していきます!
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水 泳 |
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■ 水泳部の夏は暑い。
岩倉総合高校水泳部は、男子7名、女子10名、合計17名で活動しています。シーズン中の練習は、楽しいばかりでなく辛いときもありますが、そんなときは部員同士で励まし合い頑張っています。大会前は、出場種目を強化するための練習メニューに取り組み、1日三千メートル泳ぎこむこともあります。また、スピードを競う競技のため、フォームはもちろん飛び込みなど少しでもタイムが縮められるように、お互いアドバイスをしながら練習をしています。そして、3年生は6月の総体予選を最後に、引退を迎えます。
水泳部は冬も熱い。
冬は、シーズンの夏に備えた筋力トレーニングを行います。水中での姿勢を維持するためのトレーニング、柔軟ストレッチなどは、特に泳ぐ時の姿勢を意識し力を入れて取り組んでいます。また、泳ぎの感覚が鈍くならないように、温水プールへも行って泳いでいます。
水泳は、個人競技です。しかし、普段の練習や大会では互いに励まし合い、応援することからチーム競技でもあります。そのような毎日を過ごしながら、成長するため努力しています。
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男子バスケットボール |
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■ 感謝と成長
僕たちバスケットボール部は2年生11人、1年生5人、マネージャー4人で、顧問の尾形先生、岡戸先生、外部コーチの森さんの指導のもと練習に真剣に取り組んでいます。
学年が違ってもみんな仲が良く、切磋琢磨しながら尾張地区ベスト8という目標に向かって練習をしています。
現在は最後の大会である総合体育大会でベスト8を目指し努力をしています。部活動の時間が短い中でもより良い練習をするために、仲間同士や先生と話し合い練習を改善し続けています。
僕たちは試合で決まった5人だけで勝つのではなく、チーム全員で勝つことを目標としています。またプレーヤーだけでなく、先生方、外部コーチ、マネージャーなど多くの方々の支えによって試合が成り立っています。なのでみんなに感謝し部活動をしていきたいです。
また、僕たちは常に周りに気配り行動することを意識しているので、それをさらに磨き、人として成長していきたいです。
僕たちバスケットボール部は先輩達が残してくれたものを大切にして感謝の心を忘れず部活動に取り組んでいきます。そして先輩達の目標である会場のみんなから応援されるチームになれるように日々精進していきます。
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女子バスケットボール |
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■ 使命
私達は、歴代の先輩方が築き上げてきた伝統を繋ぐ使命があります。その中で、私達が大切にしていることは「愛されるチーム」になることです。あいさつや礼儀など当たり前の事を徹底して出来るチームを目指しています。バスケを通じて、技術だけでなく、人間性も高めていきたいです。人数が多いため意見がまとまらず話し合いを重ねることがありますが、自分達で解決をして行く事で仲間との団結力が高まっていきます。人数が多い事はチームの武器です。人数が多いからこそ誰かに任せるのではなく、常に一人一人が自分の役割に責任を持って行動し、チームにとって大きな力にしていきたいです。
部活動では、楽しい事も沢山ありますが、その分辛い事、上手くいかず思い悩むこともあります。ですが、仲間と一緒だからどんなに辛くても最後まで諦めずに、前に進むことができます。普段は切磋琢磨し合うライバルだけど、試合になれば頼れる仲間達。このメンバーで先輩たちのリベンジを果たしたい。私学とはやはり練習量の差で負けてしまうけど、私達は「質」にこだわって練習していきたいです。応援やサポートしてくださる方々に感謝し、これからも全力でボールを追いかけます。
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空手道 |
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■ 空手道で学んだこと
私たち空手道部は、2年生2人、1年生6人で活動しています。空手には、相手と向き合って戦う「組手」と、直接的な相手なしで技を極めていく「形」の二種類があります。空手道部の部員の半数は、高校1年生から空手道を始めて、日々練習を重ねて、部員のみんなとも練習を頑張っています。
そして、題名にもある「空手道で学んだこと」というのは、それは、礼儀です。確かに空手には「組手」「形」があり、その中でも学んだものは、色々あります。さらに、礼儀なんて当たり前だって思われるかも知れません。しかし、武道の世界では「礼に始まって礼に終わる」と言われるほど、武道の世界では、礼儀を大切にしています。そして、礼儀というものは、武道だけではなく日常的にもとても使えるものです。何か有り難いことをしてもらえたら「ありがとう」と言い、何か失敗して傷つけたりしてしまったときは「ごめんなさい」をほとんどの人は言うと思います。でも、その言葉を常に人に言えるか言えないかで、自分の人生でさえ丸ごと変わってくることもあると思います。だからこそ、これから礼儀を大切にし、日々の練習を重ね上げたいと思います。今まで、ありがとうございました。これからも空手道部をよろしくお願いします。
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吹奏楽 |
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■ 吹奏楽やったらんかい
私たち吹奏楽部は、例年参加させていただいてる岩倉市のふれ愛まつりはもちろん、大編成でのコンクール出場の他に、今年は一期一会荘での演奏など、新しいことに挑戦する機会が多かったです。そして「吹奏楽部やったらんかい!」というスローガンを掲げ、円陣を組んだりして徐々に部内での雰囲気や絆を深めながら一つ一つ成功に向けて日々努力を積み重ねていきました。それのおかげもあってか、一期一会荘での演奏では、多少のハプニングに見舞われたもの、皆楽しくいきいきと演奏することができました。それにこれまでは目の前で私たちの演奏を聴いていただくことがあまりなかったので、改めて自分たちの演奏を聴いていただくことへの喜びを参加した部員全員が感じることができるイベントになったのではないかと思っています。
さて、来年度の夏のコンクールに向けての日々練習している私たちですが、具体的に何をしているかというと、新しい基礎の練習を取り入れることや、先輩後輩の関係なくお互いに指摘しあって切磋琢磨しながら活動できる雰囲気づくりなどです。毎日少々の不安を抱えながらも、技術や表現の向上のために活動しています。そしてこれから一つ一つの行事それぞれで学んだことを活かして次の発表に向けて取り組んでいきたいと考えていますので応援よろしくお願いします。
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フォーク |
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■ 新たな伝統とともに
フォーク部は、校内や市役所での演奏、コンテスト出場、新たなイベントなど多くの演奏する機会をいただいています。演奏の機会がたくさんあるので、足りない部分や良くなった部分を発見し、よりよい演奏をするため日々練習しています。そして、令和元年7月に先輩方がコンテストで愛知県「グランプリ」・中部大会「準グランプリ」受賞という素晴らしい成績を残してくださり、新たに1年生を迎えた新体制の私たちに演奏することの素晴らしさと難しさ、そして何より「努力することの大切さ」を教えてくださいました。
コンテストに出場できることで成長することが多くあります。コンテストに出場するという伝統を繋いでいくべきだと思っています。今までの伝統を無くすことなく、新たな伝統を残していきたいです。多くのイベントやコンテストを行うのは簡単ではないかもしれません。それでも自分たちが先輩に憧れて入部し、練習を重ねてきたように、部員全員が一丸となって、努力し、次の後輩にも憧れられるような部に成長していきたいと思います。また、私たちが演奏できているのは周りの支えがあってこそです。常に感謝の気持ちを忘れずに私たちの演奏で、皆さんに楽しんでいただけるよう努力を重ねていきます。
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映画研究 |
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■ 作品を通して
「えいけん」と聞いて、映画研究部を思い浮かびますか?私たちはよく英研と間違われます。この映画研究部では、文化祭や予餞会などの自主制作作品を作製、上映しています。
一見、面白そう、楽しそうと思う人もいるかもしれません。しかし、面白いことがある分、撮影ですこしでも変だと感じたらまた同じものをすべて撮り直す、見る人の気持ちやどのように見えるのか、私たちはどうのように感じて欲しいのか、など地味で退屈な作業もたくさんあります。
初めはたった数分だろうと簡単に考えていました。しかし、たった数分でも部員一人ひとりが協力し、休みや放課後などもつかってずっと作りつづけることで作品が完成したときの喜びはとても大きいし、喜びだけでなく、達成感や上映するときのワクワク感もすごく感じられます。
私たちは全員が楽しめる作品を目指しています。数分、数十分という短い時間を、ムダではなかったと感じて欲しいです。そして、その作品は何人もの先生、部員がたくさんの時間をつかって、一生懸命に作っていることも考えながら見てもらえると、もっと楽しい時間を過ごせると思います。
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調 理 |
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■ 向上と交流
私たち調理部の主な活動内容は、毎週火曜日に各グループに分かれ、日常生活に役立つ料理や洋菓子を作り、調理技術のレベルが上がるよう一生懸命取り組んでいます。
部員が自らメニューのアイデアを出し、食材の買出しや分配を各グループで役割分担をし、各学年で協力しながら行ています。
このような日頃の活動以外では、まず岩高祭で今年は、トルティーヤ、ミネストローネ、りんごゼリーに挑戦しました。岩高祭に向けては夏休みから本格的に準備を始め、何回も試作と試食を重ね、納得のいく作品に仕上げるまで練習をしました。その努力のかいもあり岩高祭が終わった時の達成感とお客さんに「美味しかったよ」と言ってもらえた時の満足感は、部員一同大きな励みになりました。
また、初めて参加した「一期一会マルシェ」では、スノーボールとチョコバナナケーキ、抹茶のパウンドケーキの三種類を販売しました。前日の土曜日に部員みんなで一日かけてこれら三種類を作り包装もして、当日の販売も部員で行いました。多くの方たちに買っていただき約240個の全て完売しました。接客の大切さを実感しましたが、私たちにとって充実した一日となりました。
そして、11月には、地元の野菜である「チッチャイ菜」を使った、「ごま豆乳鍋」の炊き出しボランディアに参加しました。スタッフの皆さんに助けていただきながら、地域の方々と交流し楽しく貴重な体験となりました。今後もより工夫を重ね、新しい事に挑戦していきたいと思います。
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美 術 |
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■ 切磋琢磨
私たち美術部は、先生からアドバイスをいただきながら、学年で分かれて絵を描いています。時には、気晴らしにみんなで公園の風景を描いたり、クロッキーの練習もしたりしています。
夏休みには、岩倉の地元の方々と先輩方が意見交換を行って、石仏駅前名高速架壁画の原画を作製し、美術部員が原画に込めた思いを受け継ぎながら「絆」をテーマにした大きな作品をつくりあげました。
また、文化祭には、壁画と同時進行で制作した自画像を美術室に展示してもらい、多くの方々に見に来ていただきました。その他にも、美術活動の一環として市内の中学生などでワークショップも行い、ただ絵を描いているだけでなく地域の方々とふれあうことで美術の良さや楽しさを見つけたり、子どもたちと交流する中で自分の伝えたい気持ちをそのまま相手に伝えることの難しさを実感したり、普段では味わうことのできない体験をすることができました。
現在は、読書感想画の制作に取り組んでいます。自ら選んだその本の感動を絵に描いていくことはとても難しいですが、みんなで意見交換しながら、最高の作品になるようこれからも切磋琢磨しながら、努力して楽しく絵を描いていきたいです。
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コンピュータ |
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■ 未来は、変えることができる。
私たちコンピュータ部は火曜から金曜の業後に活動しています。1年生はビジネス文書実務検定と情報処理検定の資格取得を目指し、2年生は各々ITパスポート試験やその他の検定に向けて勉強しています。入部してからはまず、キーボードのホームポジションを覚えます。ブラインドタッチができるようになったら速く正確に打てるように毎日欠かさず練習します。また、検定に向けての知識や語句については、顧問の先生が面白いながらもわかりやすく説明や解説をしてくださるので苦になることはありません。
さらに今年は初めて文化祭のオープニングを担当させていただきました。今では個人での活動が多く、部員で一つの作品を作る機会がなかったので、不安はありましたがそれ以上に高揚した気持ちで溢れていました。夏季休業中の暑さの中での製作は困難を極めましたが、本番後の達成感は大きかったです。
このようにコンピュータ部は新たな挑戦を恐れることなく、部員同士和気藹々と楽しみながら毎日の部活動に励んでいます。コンピュータを通じて、他人を感動させたり、役立つという経験をもっと増やし、「世界は、未来は、変えることができる。」ということを皆に伝えていきたいです。
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茶華道 |
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■ 和敬清寂
私たち茶華道部は講師の先生や顧問の先生にご指導していただき、日本文化である茶道の作法とおもてなしの心を学び稽古に励んでいます。週二回の活動を通して、茶道の奥深さを知り、華道のお稽古では、季節毎の美しい花を生け、日本の美しさを感じています。
例年通り開催された岩倉中学校との交流茶会や岩高祭でのお茶会、他校の生徒なども参加するふれあい茶会では、普段の部活動では体験できない流れと空気感を感じながら、日頃の活動の成果が発揮できるよう誠心誠意努めました。そうした経験を積むことで、私たちのスキルアップにも繋がり、より一層和の心の理解を深められたらと思います。
私は茶華道部に入部したことで以前は意識してこなかった相手を思いやる心について考えることができるようになりました。関心を寄せることのなかった景色や花々にも今ではとても興味が沸き、また丁寧に手入れされた茶道具を見て楽しむこともあります。茶道の心を意味する言葉でもある「和敬清寂」の通り使う道具を清め、相手を敬い、調和のとれた空間でお互い心を和らげる雰囲気をつくり、おもてなしの心を極められるよう精進していこうと思います。
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